磯原駅(いそはらえき)は、茨城県北茨城市磯原町磯原にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である。北茨城市の代表駅である。事務管コードは▲421127。
概要
当駅は北茨城市の中心駅であり、磯原温泉、野口雨情記念館、二ツ島、花園渓谷の最寄駅である。
歴史
- 1897年(明治30年)2月25日:日本鉄道の駅として 開業。
- 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が国有化され、官設鉄道の所属となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により常磐線の所属となる。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道が発足。
- 1974年(昭和49年)7月20日:貨物の取り扱いを廃止。
- 1976年(昭和51年)5月24日:第27回全国植樹祭に出席した天皇皇后両陛下のお召し列車が磯原駅発、土浦駅着で運転。
- 1978年(昭和53年)10月:駅西土地区画整理事業起工。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 1992年(平成4年)11月:駅東まちなみ整備事業完工。
- 1997年(平成9年)
- 10月:橋上駅舎竣工。
- 11月1日:橋上駅舎供用開始。
- 2002年(平成14年)5月24日:発車メロディが『七つの子』になる。
- 2009年(平成21年)3月14日:東京近郊区間拡大に伴い、ICカード「Suica」サービス開始。
- 2019年(平成31年)3月:ホーム内にエレベーター設置、共用開始された。
- 2019年(令和元年)10月31日:みどりの窓口の営業を終了。
- 2024年(令和6年) 5月10日:この日の終電後にエスカレーターが廃止された。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅になっている。橋上駅舎を持つ。
JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託する業務委託駅。指定席券売機設置駅。
のりば
(出典:JR東日本:駅構内図)
利用状況
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は1,459人である。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
駅周辺
- 国道6号
- 磯原工業団地
- 北茨城市市役所:駅西口から市民バスで7分、徒歩30分
- 北茨城郵便局
- 茨城県立磯原郷英高等学校
- 野口雨情記念館
- 磯原温泉
- マルトSC磯原店
- 筑波銀行磯原支店
バス路線
「磯原駅西口」停留所にて、北茨城市巡回バスの路線が発着する。なお、土休日は運休となる。
- 大津線:富士ケ丘行
- 華川線:磯原駅西口行
- 石岡線:石岡スポーツ広場行
- 中郷線:南中郷駅行
その他
- 当駅の発車メロディは、北茨城市にゆかりのある野口雨情が作詞した「七つの子」が使用されている。なお、フルコーラスが64秒と大変長く、車掌の裁量で鳴らすため途中で切られることが多い。(ワンマン列車の場合運転士が扱い車両のスピーカーから流れるが、仕様上アナウンスのみか15秒ほど流れるかのいずれかである。)
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■常磐線
- 特急「ひたち」一部停車駅
- ■普通
- 南中郷駅 - 磯原駅 - 大津港駅
脚注
記事本文
利用状況
参考文献
- 北茨城市市長公室企画政策課 編『北茨城市統計書(令和4年版)』北茨城市市長公室企画政策課情報政策係、2022年9月。オリジナルの2015年2月12日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20231028110542/https://www.city.kitaibaraki.lg.jp/docs/2015021200061/file_contents/toukeiR4_all.pdf。2023年11月19日閲覧。
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 駅の情報(磯原駅):JR東日本
- 磯原駅発着バス時刻表 - ウェイバックマシン(2003年10月24日アーカイブ分)




