山方宿駅(やまがたじゅくえき)は、茨城県常陸大宮市山方にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)水郡線の駅である。
歴史
- 1922年(大正11年)12月10日:鉄道省(国有鉄道)の駅として開業。
- 1970年(昭和45年)10月1日:貨物扱い廃止。
- 1983年(昭和58年)6月1日:水郡線CTC化により無人化。荷物扱い廃止(ただし新聞紙に限り到着特別扱小荷物として存続)。行き違い設備は存続し、駅舎内で地方公共団体に乗車券発売を委託した簡易委託駅となる。
- 1984年(昭和59年)2月1日:到着特別扱小荷物(新聞紙)を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 1993年(平成5年)8月20日:合築駅舎が完成し、使用開始する(ただし、竣工式はこの年の10月)。
- 2019年(令和元年)
- 10月13日:令和元年東日本台風(台風19号)の影響で不通となる。
- 11月1日:当駅を含む常陸大宮 - 西金間で運転再開。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。また、保線機器用の側線がある。
水郡線統括センター(常陸大子駅)管理の簡易委託駅。駅舎は1993年に建設された木造平屋建てで、図書館およびコミュニティ施設を合築したものである。延床面積は212m2で、うち駅舎部分は27m2となっている。駅舎の外観は地元特産のアユの鱗をイメージしたものである。
のりば
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 案内上のホーム番号は設定されていない。
利用状況
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は72人である。
2001年度(平成13年度)以降の推移は以下のとおりである。
駅周辺
常陸大宮市発足以前の旧・山方町の中心部で、かつての南郷街道の宿場町・山方宿であった地域。山方支所から当駅への道路沿いには集落が広がり、生活関連サービス施設が集積している。
- 国道118号
- 久慈川
- 常陸大宮市山方淡水魚館(2023年閉館)
- 常陸大宮市役所山方総合支所(旧・山方町役場)
- 山方郵便局
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■水郡線
- 野上原駅 - 山方宿駅 - 中舟生駅
脚注
記事本文
利用状況
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 駅の情報(山方宿駅):JR東日本




